「あ行」から始まるディテール・テクニックの用語集|ジャンル別用語集|レディースファッション情報や流行を追うならファッションの花道


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「あ行」から始まる用語集

アシンメトリー

アシメトリー(アシメトリー)は「左右非対称」の意味。関連用語として、シンメトリーは「対称、相称」の意味でアシメトリーとは対語。

アメリカンワッペン

ワッペンとは元々ドイツ語で紋章のことを指し、軍隊のユニフォームの袖や胸などに付けられることが多い。
アメリカンワッペンとは、その紋章がよりカジュアルな雰囲気になったものが多く、ブランドロゴやキャラクター、マーク、英語で書かれたフレーズなどがカラフルに彩られている。

アルスターカラー

アルスターカラー(ulster collar)とは、ダブル・ブレストの衿幅が広く、刻みの深いテーラードのカラー(衿)の一つ。ピークドラペルよりもラペルの角度が鈍い襟型。
カラーとラペル(上襟と下襟)の幅がほぼ同等か、カラーの方が若干広いデザインが特徴。

アンコンストラクテッド

芯地や裏地、パッド類などを省いた身体によくなじむ柔らかな仕立てのこと。
また、このような仕立ての服も指す。

インターシャ

インターシャとは、網み機で象眼細工のようなはめ込み模様をつくる柄編みのこと。
「象眼で飾る」という意味のイタリア語、インターシアーレ(intarsiare)に由来する。

イントレチャート

短冊切りのレザーを編みこんでいく技法のこと。
ボッテガ・ヴェネタに代表的なデザイン。

ウイングカラー

ウイングカラーとは、後ろは首に沿って立ち、前で翼を広げたように外へ折りかえっている衿((えり)型。
また、男性用フォーマルシャツに多くみられる、衿先だけが小さく三角形に折りかえった衿のこと。

ウェリントン

ウェリントンとは、メガネフレームの型種。
角が少し丸みを帯びた、四角いフレームのことを言う。
一般的には上辺が長い台形型デザインとなる。

ウェルトポケット

ウェルトポケットとは、ポケット口に飾りの口布のついたスリット・ポケットのこと。
ウェルトは縁飾りを意味する。

エポーレット

「肩章(けんしょう)」また「肩飾り」の意。 トレンチ・コートやカジュアルなジャケットなどの肩のところに付くタブ状の布片のこと。
もともとはフランス語で肩を意味するエポール(epaule)に「小さい」を意味する指小辞のetteがついてエポーレット(epaulette)となった。
軍服のデザインとして、18世紀中期から見られる。

エンパイアウエスト

エンパイアウエストとは、ハイウエストで切り替える直線的なシルエットのデザインをさす。
通常、バストのすぐ下で切り替えている。
ナポレオン帝政時代にトレンドとなったため、エンパイアウエストと呼ばれるようになった。

エンボス加工

布面に、型付けローラーで凹凸模様や図柄をつける加工のこと。型つけ加工ともいう。
革の場合は、合金製の型鈑に熱を加えて型を押すことで模様が押し出される。

オパール加工

オパール剤と呼ばれる薬品を使用し、特定の素材を溶解させる加工。 主に綿などの天然素材に施される。
溶解する素材としない素材にの2種類の繊維で織られた生地に薬品でプリントし、一方の素材を溶かして透明効果を活かす加工のことをいう。

オフショルダー

両肩が見えるほど襟ぐりを広く開けたデザイン。
ウェディングドレスやイブニングドレスなどの豪華なドレスや、ニットウェアのデザインで多く見られる。

オーバーダイ

後染め加工のこと。ジーンズなどで、インディゴ・カラーの上に別のカラーを乗せて、色の混じり合いを楽しむなどの使い方をする。
ユーズド感やヴィンテージ感を効果的に出すこともできる。

オールドウォッシュ

ジーンズに見るウォッシュ加工の一つ特殊な薬品を使用してわざと中古風に見せる。